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旧車(HONDA Z360)自転車など。気ままに。


by ab-acry

ガラスとアクリルとシリコンチューブ

説明しよう!

「密閉瓶サブフィルタータイプくま」 とは休日には試験管の底を抜いてすごすというガラス加工のセミプロaqulabo_glassさんの旧ブログで紹介されていたジャムなどを密閉して保存しておく瓶を使って作る自作フィルターなのである!

ええ、つまりそういうものです^^

このブログを立ち上げるちょっと前、自分で作れてなおかつカッコイイろ過槽をつくりたいなぁと思っていた私は、aqulabo_glassさんの記事を参考にして、ガラス用のコアドリルをポチり、ゴム栓をポチり、Weckのゴムパッキンをポチり、近くのホームセンターで2Lの密閉瓶を買い

準備には随分お金と時間をかけたのに加工は2時間以下で終わってしまったという、自作ろ過槽なのです。

120cm水槽の紹介の記事のとき写真に写っていたのですが気づいた方はきっといないはず。

このフィルターはどれくらいの水圧に耐えられるのかと下の口をゴム栓で閉じ、上の口にホースをつないで水を入れるという実験をしてみたところ、60cmで漏水するという記録を打ち立てたつわものです。
ちなみにエーハイムとかのちゃんとしたフィルターは3mくらい耐えられるはず。(たぶん)
もともとこのタイプの密閉瓶は中の空気をあっためて押し出し、瓶の外側から掛かる圧力で密封させるという構造のため、内側からの圧力には弱いのです。
この扱いに困る性質のため(主に設置する水槽がないため)製作してからずっと使われることなく120cm水槽のしたに置かれていたのですが、ついに日の光を浴びるときがきました。



いつものノリならココで画像をどーん!とやってしまうところですが、その前にちょっと配管についての話をしておきますね。



内側からの圧力には弱いこのろ過槽、ポンプを使ってろ過槽に水を押し込むように設置すると何かの原因で排水口が詰まったとき水漏れが起こってしまいます。
水槽→ポンプ→ろ過槽(押し出す圧力)→水槽
この流れだと、ろ過槽から水槽へ行く間に詰まると水漏れが起こって危ないわけです。
そこでポンプの位置を変えて、
水槽→ろ過槽(吸い込む圧力)→ポンプ→水槽
こうすることでどこで詰まってもろ過槽には吸い込む圧力(密閉瓶が得意な圧力)が働くので安心なのです。

ところが、このろ過槽、上と下に口があり、ポンプは下に設置しなくてはならないので、ホースの取り回しに工夫が必要が出てきました。

ろ過槽に直接ポンプをつなげるとろ過槽とポンプが一体化してしまい位置をずらせなかったり場所をとったりで困る、とかそういった問題があったわけです。

それに外部ろ過装置なのに濾過槽は水槽の隣においておかないといけないので(水圧に60cmしか耐えられないから)ポンプなどをいかにコンパクトに、かっこよく設置できるかを悩んでいました。

そして、たくさんあるシリコンチューブとアクリルパイプの切れ端、コケの出る水草水槽のろ過容量UP計画、いろいろな要因の元で完成した配管がこちら!!

どーん!!

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赤ゴム栓がab-acryのトレードマーク^^
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ポイントは、ろ過槽下からポンプへの配管、シリコンチューブがくるってなってるところ!

くるっとさせることによってポンプの位置をある程度自由に動かすことが出来るので無駄なく自在に位置を決めることができるのです。

ろ過槽を水槽正面から見て手前に設置して、奥にポンプを置くのですが、ろ過槽とポンプ合わせて30cm以内に収めることができました。

ミニS水槽に2Lのろ過槽があれば十分、かな・・・・?

調べてみたらエーハイム2211のろ過容量が1L、2213が3Lなので2213に余裕をもってろ材を詰めたくらいの量ですね。

はたしてこれでコケはなくなってくれるのか・・・・


そしてちゃっかり前の記事で紹介したダブルタップレス技術を取り入れていたり。

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普段はこのように目立たないのに

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水換えのときはばっちり活躍。


と、まるですぐでも設置して使い始めそうな勢いですが、そんなことはありません。(爆)

春になって水上栽培の水草の元気がよくなり、水草畑を立ち上げて室内から水上栽培の容器がなくなったころを見計らって30cm水槽の導入を計画しているので、そのついでにミニSもリセットしようかなと思っているんです。

リセットと同時に心機一転、新システムの導入を図っているのです。

マキシジェットの吸水部分にはまだ緑のエーハイムホースと編み編みのホースが使われているので、設置までにここもシリコンチューブで固めたいですね。


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久しぶりにじっくりエビ水槽を眺めてみたら、いつの間にやら前に見たときよりモスやリシアの量が増してる・・・
そしてなにより、エビ、こんなにいたっけ、と驚きました。
壁面、スポンジフィルター、モスの茂み、その下のソイル、ぱっと見どこみてもいます。
リセットしたてのころは探さないと見つからないくらいの量だったのに、いったい今は何匹いるんでしょうか。

さらに、エビを数えている途中、ちょろちょろと白さの際立つエビがいたんですよ!
ウチのえびはそんなにグレードのいいエビではないんですが、いやはや、数が増えるとあたる可能性もふえるのか。
どうも綺麗に写真が取れなかったのでUPできないんですが、水槽の照明が切れたとき、白く目立ってるんですよ。

そのうち選別とかしちゃたりして、グレードのいいエビを増やせたらいいなぁ・・・・とかなんとか思っちゃったり。

こうして世の中のエビファンが増えていくわけですか。なるほど、こりゃ水槽を増やしたくなる^^

30cmキューブをどう使っていくかがミソになりそうです。
by ab-acry | 2010-01-24 19:36 | フィルター