旧車(HONDA Z360)自転車など。気ままに。


by ab-acry

わびくさもどきをつくってみました

わびくさ。

なんだかよくわからないけれど、土っぽいベースと呼ばれるものに有茎系の水草が根を張って、水草の塊のようになったもので、置くだけ簡単!を売りに水草をもっと手軽に感じて欲しいというテーマのもとにADAが売り出している商品。

根っこが張った状態で維持ができるので、水上、水中への移行の早さが著しいことがわかった。
↓こんな感じに
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ぶっちゃけ、言ってみれば土の塊に水草が根っこ張ったものだ。

それが「佗び草」。そう、それが「佗び草」なのだ!!

俺でも作れるかもしれないじゃないか!!!





・・・・と、いうわけで、「わびくさもどき」つくってみました!!

本来の「佗び草」がどういうもので構成されているのかわからないので、あくまで外見が「佗び草」に似ているというだけのab-acryオリジナル水草玉、それが「わびくさもどき」です。

この、「わびくさもどき」コンセプトは、

「水上栽培のお皿の中身を佗び草みたいに球状にしてみる」です。


一言で言ってしまうと、なんとまぁシンプルな考えというか・・・・^^;

簡単にまとめるとこんな流れがありました。我ながらなんて都合のいい・・・

・「佗び草」カッコイイよね、水中での展開の速さがすごいわ
 ↓
・でもあのベースが何で出来てるかわからないよね
 ↓
・水上栽培の土を丸めて作ればいいんじゃない?
 ↓
・水上栽培の鉢が丸くなったってだけだからきっとうまくいくでしょ
 ↓
・わびくさもどき



はい、製作にいたったまでの思考とかは面白くないだろう、ってことでこんな話はここらでストーップ。

早速作り方を見て行きましょうー!

まずはわびくさもどきベースを作るための材料をご紹介。
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・遅効性肥料入りの園芸用土
・たっぷり水をしみこませた園芸用ミズゴケ
・遅効性の固形肥料「マグァンプK中粒」
・黒い糸

以上です。ええ、水上栽培の鉢の中に入っているものに黒い糸を足しただけですね。コンセプトどおりだ!

では早速作っていきましょう。

step1:手の上にミズゴケを敷き詰める

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・このとき根っこがすんなりと通れるようになるべく薄く、なおかつ土がこぼれないように満遍なく並べることがミソですよ!

解説は長ったらしくなるのでフォントを小さくしてお送りします・・・^^;
そもそもなぜミズゴケを使うのか、ということですが、園芸用のミズゴケというものは枯れたコケなわけですから土に埋めておけばそのうち微生物に分解されて土に還る・・・・というわけで、時間がたてばベースと一体化するんじゃないかなぁと想像して選びました。どうせ水草で覆われてしまうので台所の水切りネットでもよかったんですけど意外とネットの目が細かくて根っこの成長を阻害しちゃうかなぁとか思ってミズゴケにしたとかの裏話は置いておいて・・・。

step2:水でぬらした園芸用土をてんこ盛り

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作りながら写真を撮ったのでぶれていることには目をつむっていただきたい

・このときマグアンプを適当に混ぜておくことを忘れないように。マグアンプでなくとも遅効性の肥料ならなんでも入れていいんじゃないかな。

解説・・・・、園芸用の土を水槽に入れるのは抵抗が・・・・と思う人も多いと思います、が!本物の「佗び草」だってきっと材料は安価な園芸用のものをつかってるんですから、安全かどうか十分にテストすれば全然問題ないと私は思うんですよね。なのでもう遠慮なしに園芸用のものを材料にしてます。水槽に投入するときは丈夫な魚の水槽から少量のエビの入ったプラントグラス、最後にはエビ水槽、みたいに徐々に安全性のチェックをしていこうかな。


step3:ミズゴケを敷いた下の部分を糸で安定させる(うまく丸くする)

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・根っこがしっかりとベースの内部に入り込むようにするため、ふんわりと丸めたいところ。なんだけど、なんせ土の粒が大きいもんだからこぼれるし崩れるしでかなりテクニックが必要。ここが正念場。

解説・・・・、ベースをソイルをつぶした泥で団子状にして作った、という自作わび草が紹介されていますが、泥のように土が細かいと通気性は悪いし根っこは張りにくいしで、根っこが命!のわびくさもどきには適していないと考えまして、なのでこんなにふんわり、だとか園芸用の土だとかを使ってるんです。あくまで「水上栽培の土の状態を丸くした」ものをわびくさもどきと定義しているので^^;

step4:大きさが足りなかったらさらに土をのっけて、ミズゴケで覆って、糸で巻いて大きさを調節。

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・このとき、糸を同じところに巻きすぎると根っこがベースの奥まで入らなくなってしまうのでなるべく荒く満遍なく糸を巻くといいかも。

解説・・・・、ベースの一番底の部分、ここには水草が直接根を張ることはないだろう、と考えて、玉を安定させるために多めに糸を巻いています。イメージとしてはミズゴケで作ったカップに土を入れて、軽くミズゴケで蓋をしたものを丸めた。そんな感じで作ってます。お皿に山盛りにした土にミズゴケを載せて糸で巻いて、ひっくり返して蓋をして丸める、って方法もいいかもしれませんね。


step5:水草を巻こう!

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・巻きつける水草は、

メインとなる有茎系のもの→お好きな有茎系の水草をちぎったもの
有茎系の茎と根の間を埋めるようなもの→モスやリシアがいいですね
ちょっとしたアクセントもの→キューバやグロッソがいいかも
目を引く大きなもの→大きな水草や真っ赤なヤツとか、そういったものをお好みで

このようなものを好みに応じて集めてきます。どれもちぎったり適当に取ってきたもので十分です。

解説・・・・、水上葉の水草をちぎって水槽の中のソイルに挿しておくだけで根付いてくれる、逆に水中葉を園芸用の土の上に乗せておくだけで根付いてくれる、ならば丸めた園芸用の土にちぎって巻きつけておけば当然根付いてくれるだろう。この理屈で作りました^^;実際水草の生命力はとても強く、有茎系の水草なら節と節が二つ付いたものを一つの種と考えてもいいほどに再生能力があります。いわば種まきみたいなもんですね。

上から見た
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横から見た
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今回は上部の平らなところにはモスとリシアとグロッソとキューバを、外周を有茎系を巻きつけてあります。

2号にはアヌビ・ナナをどーんと乗っけてみました。

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アップにするとこんな感じですね。もう知っちゃかめっちゃかにいろいろと巻きつけることが大切です。すべての種、というか元の部分なのでめちゃくちゃなほうが”自然”っぽく見えますよ。

step6:維持の方法

基本的に、トリミングのたびにどんどん巻きつけていくだけです。そりゃぁもうお好みで適当に巻きつけてやってください。根っこに根っこが絡みついて、そうしてやっと「わびくさもどき」は完成するんです。

解説・・・・、自然の中で、古くなった茎や葉っぱは地面に落ちて、腐り土に還ります。それと同じように「わびくさもどき」のベースの中では古くなった茎や葉っぱ、根っこはすべて下に下にと追いやられ、いづれ土に還ります。その土の上に新たに草を巻きつけ、根を張るわけですから有る意味自然を再現しているといってもいいかもしれませんね。とか言ってかっこつけてみます^^;ミニsの「佗び草」の画像を見てもらえばわかるとおり、何重にも重なった根っこの奥に古い腐った茎がありますから、あながちこの考えは間違っていないかもしれませんよ?(笑)


step:7設置

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・渋い小さなお皿にぽんと置いて、玉の半分くらいまで水が浸かるようにしておけばOK

解説・・・、このままいきなり水中へどぼん、としてしまうと巻き足しがしにくいので、根っこが絡まっていいぐあいになるまでは水上でたのしむことが大切。水中に入れるころには園芸用品に入っているかもしれない有害なものも抜けると思うのでいきなり水槽に入れるよりはいいでしょう。


本物の「佗び草」は根っこがばっちり生えて水草もふわっと茂ってやっと商品になってます。
なので今回完成させたのはあくまで「種」。
これをしばらく水上で維持することで、やっと一人前の「わびくさもどき」が完成するわけです。

この「種」がどんな「もどき」になるのか楽しみです。





:::::翌日::::::


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一日たったらアヌビの葉っぱが萎れてしまました^^;

高温多湿な温室以外でもアヌビは維持できるのか、というテストもかねてもどきの上に載せてみたんですけど、これはどうやら失敗か・・・?
アヌビの芋が水に浸かっていないということ、縮れたこの葉っぱが乾燥に弱い水中仕様だったということ、などなど葉が萎れてしまった原因はまだまだ考えられるのでこのまましばらく放っておこうと思います。
水草は環境が変わればそれに適応したあらたな体を作るもんです。とうぜん古い体は捨てます。ならきっと今枯れているのは適応する前の古い体なんだ!と自分を説得・・・^^;


アヌビの生命力を信じたいと思います^^
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by ab-acry | 2010-03-22 23:26 | わびくさもどき